株式会社北越エンジニアリング

これまで培ってきた幅広い技術を商品化。新たな領域への挑戦が、技術者を成長させる。

サーベル型インクマーカーインク・マーキングシステムとは、断裁されたシート枚数をカウントして、シートのエッジにマーキングするシステムで、 1970年に当社がオリジナル開発し、これまでに改良を重ねてきたものです。

枚数カウントの正確さはもちろん、カッタースピードが変わると、マーキング位置が変わるという問題を解決するなど、主に製紙工場においての高効率操業に貢献しています。

◆特徴

  • 紙テープを使用していないので、紙テープの脱落や紙山への混入トラブルがありません。
  • 目盛付インク注入器で、インク補充量を適正に管理。インクによるトラブルを防ぎます。
  • リームカウント・マーキング機能を使うことで、欠点マーキング・検紙のための抜き取り補正機能・山替予告などにも対応可能です(オプション)。
  サーベル型
インクマーカー
インクマーキングシステム全体図 制御装置

◆システム構成

制御装置
(タッチパネルによる
 設定・監視機能)
リーム枚数、連数、下積・上積枚数の設定と監視
マーキング位置補正機能
リジェクトゲート動作時のカウント停止機能
枚数検出器
(2種類から選択)
カットナイフタイミング検出用近接スイッチ(推奨)
シート間ギャップ検出用光電スイッチ
インクマーカー本体
(スリッター架台に取付)
サーベル型(エアーシリンダー方式)推奨
円盤回転型(電磁コア方式)
インク供給装置 目盛付インク注入器による補給
システムイラスト

◆仕様

供給電源 電圧: AC100V/110V または AC200V/220V
周波数: 50HZ/60HZ
制御電源 電圧: AC100V/110V
周波数: 50HZ/60HZ
供給空気(サーベル型のみ) 0.4MPa(4kg/cm2)以上
インク 水性、工業計器(記録用)インク
カッタースピード 速度: Max 400m/min まで対応
切断長: 1,000mm(速度400m/min時)

※上記以外の使用の場合は、ご相談ください。

◆納入先(敬称略)

王子製紙(株)富岡工場
王子製紙(株)米子工場
日本製紙(株)石巻工場
日本製紙(株)勇払工場
三菱製紙(株)八戸工場
北越紀州製紙(株)関東工場
北越紀州製紙(株)新潟工場
洪元製紙(韓国)
三華製紙(韓国)